失敗不安タイプ あがり症の不安を解消するには?
失敗不安タイプの人は、やる前から
「失敗したらどうしよう」
「失敗したら、嫌われるだろう」
「失敗したら、笑われる」
と失敗にたいして過剰にに反応してしまう。
失敗してはいけないないと強く考えすぎて、なおさら不安を大きく
強くさせてしまう傾向にあります。
そこでまず最初に、どんな風なことで過剰に不安を感じてしまうんだろうと
過剰な考え方を見つけてみましょう。
たとえば、
このプレゼンで失敗したら、評価が下がってしまうだろう
声が震えてみっともないって思われないか
顔が赤くなって恥ずかしい
とか
この過剰な考え方を修正してみましょう。
少々失敗したって大丈夫。人前で話すという貴重な体験ができてうれしい。
声が震えたって、自分の思いをみんなに伝えることができてうれしい
この場を盛り上げることができれば、最高!
など
自分の気持ちが楽になるように考え方を修正してみましょう。
失敗したあとのことばっかり考えるより、よっぽど気持ちが楽になりませんか?
他者を意識しすぎるタイプ あがり症の不安を解消するには?
周りの評価を気にしすぎてあがってしまう人は、
「自分が周りの人からどうみられているか?」と他人の目ばかり気になって
自分が本来やるべきことを見失ってしまっている状態になっています。
たとえば、
スピーチで失敗したら、皆の笑いものになる
友達に悪い印象をあたえてしまう
自分の態度がおかしいって思われる
など、
他の人の評価ばかりを気にしてしまう。
これが公的自己意識といわれています。この公的自己意識の高い人は
あがりの度合いも高いといわれています。
自分の行動の仕方に気を配っている
客観的に自分を見つめている
自分の心の動きも注意している
などの私的自己意識の高い人はあがり度も低くなっている。
スピーチをする場合も
心臓がどきどきしてもあわてないでスピーチに集中しよう
うまく話せなくても友人の良いところを伝えよう
自分のスピーチに気持ちを集中させよう
というように、
周りの評価を気にせず、周りの評価にかかわらず
自分やるべきことはなにかに集中することで
あがり症にとらわれず、パフォーマンスが発揮できるようになるでしょう。
新奇性(新しいことが苦手タイプ) あがり症の不安を解消するには?
あがる場面に挑戦しよう。
少しづつでも新しいことをやってみよう。
いきなり不安を感じる度合いが高い場面から始めるのではなく
難易度が中程度の不安を感じる段階から実行してみましょう。
最初はうまくいかなくても、一つの課題を何度も繰り返していると、
段々慣れてきて、うまくいった体験も徐々に増えてくるでしょう。
課題がクリア出来たら一つ上の段階にチャレンジし、
あがり症を段階的に減らしていきましょう。
いきなり難かしいことから挑戦するのではなく、簡単なことから徐々に慣れていくと
大事な場面でもあがらずにできるようになるでしょう。
責任感が強すぎるタイプ あがり症の不安を解消するには?
あがりの症状がでるのは、体の緊張が原因の場合があります。
人前であがってしまうと、
頭が真っ白になって何をやっているのか分からなくなったり、
呼吸が早くなって興奮した状態になり、
体がこわばって声の震えや体の震えなども表れます。
責任感の強い人は、何でもきちんとしなければという意識が強すぎて
体の緊張が強く出る傾向があります。
あがり症は体の緊張とも非常に深くかかわっています。
体の緊張を和らげリラックスするるには、簡単にできる呼吸法などもあります。
体の緊張がほぐれて、神経の高ぶりが治まっている状態がリラックスした状態です。
責任感の強い人は、
いつも完璧である必要はないんだよ
たまには失敗したっていいんだよ
とリラックスした気持ちで事に当たるほうが上手くいくようになりますよ。